「正月太り」を放置していませんか? ― 冬に上がりやすい中性脂肪と健康管理
1月 29, 2026
4月 22, 2026

年末年始の行事や寒さによる運動不足が重なるこの時期は、体重が増えやすく、血清脂質のうち中性脂肪(トリグリセライド)が高く出やすいことがあります。
「連休中に少し食べ過ぎただけ」と思っていても、数値が高い状態が続く場合は、将来的な動脈硬化リスクと関連することが知られています。
なぜ冬に中性脂肪が上がりやすいのか?
- 過食・飲酒の機会増加:脂質や糖質、アルコール摂取が増えやすい
- 活動量の低下:外出や運動が減り、摂取エネルギーが消費を上回りやすい
- 体重増加:食事・運動習慣の変化により内臓脂肪がつきやすくなる
「中性脂肪が高い」と言われたら…
中性脂肪が高い状態(空腹時150mg/dL以上が目安)が繰り返しみられる場合、動脈硬化に関わる“中性脂肪に富むリポ蛋白(レムナント等)”が増えているサインになり得ます。また、中性脂肪が高い状態は、小粒子で動脈硬化と関連の深いLDL(small dense LDL)が増えやすいことや、急性膵炎のリスクとなることも報告されています。
今すぐできる対策
- 糖質とアルコールの量を意識:甘いもの、お酒、炭水化物の摂り過ぎに注意
- プラス10分の歩行:室内ストレッチや近場の外出などで活動量を確保
- 健診結果の再確認:健診で「要経過観察」と言われた方は状況に応じて再検査を
当院では、脂質異常症に関する生活習慣の見直しや、数値の管理についてご相談を承っております。また脂肪肝のある方は脂肪肝の程度の推測に役立つ、数値化する肝臓専門エコーもご用意がございます。
中原小杉元住吉ほしおか内科・消化器・内視鏡クリニックでは、皆様のお身体のご心配事に耳を傾け、診療を行ってまいりますので、お気軽にご来院ください。
