大腸カメラ検査により、すべての患者様に最適な医療をご提供するために、中原小杉元住吉ほしおか内科・消化器・内視鏡クリニックでは、内視鏡専門医、消化器病学会専門医による診断を行います。また、医師のサポートにあたる看護師も日本消化器内視鏡学会に認定資格を持つ者が常勤しています。
大腸カメラのススメ
大腸がん予防のために定期的な大腸カメラを。
日本では大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎といった腸に関与する病気が増加傾向にあります。
大腸がんの予後をよくするためには、早期発見が第一です。
ステージⅠでは、91%程度、しかしながらステージⅣでは19%程度となっています。
大腸カメラを受診していただくことで、早期発見することで健康寿命を保つことが可能になります。
是非、積極的に大腸カメラ検査をご受診ください。
大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)とは
一般的に大腸カメラと呼ばれていますが、正式には大腸内視鏡もしくは下部消化管内視鏡と言います。
同検査機器も胃カメラ(上部消化管内視鏡)と同様に細長いチューブの先端に小型レンズや照明、高解像度のセンサーなどが搭載されていて、これを肛門から逆流する形で挿入していきます。
同検査によって主に大腸(結腸と直腸)内腔と小腸の一部内腔の様子を調べられるようになります。大腸カメラでは、これら部位の病変(炎症、潰瘍、ポリープ、がん など)の有無を単に確認するだけでなく、病変が疑われる組織を一部採取し、顕微鏡による詳細な検査を行うほか、場合によっては発見したポリープを切除することもあります。
大腸カメラによる検査が勧められる方
以下の症状があれば、大腸カメラ検査を受けられることをお勧めします。
- 便潜血反応で「陽性」と出た方 ※必ずお受けください
- 血便が出ている方
- 便秘や下痢などの便通異常がみられる方
- 腹痛、腹部膨満感がある方
- 貧血を指摘されている方
- 顔色が悪いと言われる方
- 急激な体重の減少のある方
- 大腸ポリープや大腸がんを治療した経験のある方
など
大腸カメラで発見可能とされる病気
当院の大腸カメラ検査について
炭酸ガスによって腹部のハリを軽減
腸管の中は、曲がりくねった構造となっていて、その中を逆流するような格好で大腸内視鏡を挿入していくわけですが、その際に腹痛もしくはお腹のハリを訴える方は割と多いです。
そのため、できる限り腹部の膨満感を抑えられるように当院では内視鏡挿入時に炭酸ガスを使用しています。
これによって腸管を伸ばさずとも内視鏡を挿入することが可能となるので、腹満感は軽減されるようになります。
また検査をしやすくするために大腸内をきれいにする必要があります。
そのため事前に下剤(腸管洗浄液)を服用します。
大腸カメラ検査事前準備のためのの食事内容や下剤の服用方法につきましては、検査日が決まり次第、医師もしくはスタッフがご説明します。
大腸内視鏡を受ける際の注意点
大腸内視鏡の受診を希望される場合は、まず日時をご予約します。
糖尿病の患者様で経口血糖降下薬やインスリンといった血糖値をコントロールするお薬を使用されている方は、事前にお申し出ください。
その他、ご不明点などがございましたら遠慮なくお問い合わせください。