大腸カメラ検査
(下部内視鏡検査/大腸内視鏡検査)
の流れ

大腸カメラ検査のイメージ画像

大腸がん患者様の多くは50歳を過ぎた頃に発症がみられます。
そのため、これまで腸に何の症状もないという方も、50歳前後になられましたら、一度検査されるようにしてください。

中原小杉元住吉ほしおか内科・消化器・内視鏡クリニックの大腸カメラ検査(下部内視鏡検査/大腸内視鏡検査)の流れについてご案内いたします。大腸カメラ検査をご受診されることが決定されてからの流れを、ご説明させていただきます。

当院の院長は、内視鏡専門医、消化器病学会専門医資格を有しております。また当院では、大腸カメラ検査から日帰り大腸ポリープ切除まで行っています。
また、日本消化器内視鏡学会に認定されている看護師が常勤しています。

大腸カメラ検査が決定してから

大腸カメラ検査の受診を希望される場合は、まず日時をご予約します。
糖尿病の患者様で経口血糖降下薬やインスリンといった血糖値をコントロールするお薬を使用されている方は、事前にお申し出ください。

大腸カメラ検査:前日・当日の注意事項

前日の注意事項

検査日前日以降の注意点につきましては以下の通りです。

  • 繊維質の多い食品(ひじき、わかめ、こんにゃく、きのこ類 など)や種子の多い果実類(イチゴやキウイ など)は、検査の前日から控えるようにしてください。
  • 前日の夕食は消化のしやすいものにし、20時頃までに食べ終えてください。
  • 早めに就寝するようにしてください。

当日の注意事項

検査日当日以降の注意点につきましては以下の通りです。

  • 検査終了まで食事はできません(水は飲めます)。
  • 喫煙も不可となります。
  • ご来院の際は、ご自身の運転による自動車やバイク、自転車などは控えてください(鎮静剤を使用する場合)。
  • 服薬は医師の指示に従ってください。

大腸カメラ検査:当日の流れ

大腸カメラ検査(下部内視鏡検査/大腸内視鏡検査)の当日の流れ(概要)になります。

STEP1.大腸カメラ検査の前準備

腸管洗浄液(下剤)を検査2~3時間前に服用し繰り返し排便をしていきます。
排泄物が透明になると腸内の内容物が完全に排除された合図になります。
その後、検査衣に着替えて大腸内視鏡検査を開始していきます。

  • 前回、液体腸管洗浄液(下剤)で内服困難な方のために錠剤での下剤も導入いたしましたので、ご安心ください。
STEP1. 大腸カメラ検査の前準備

STEP2.腸の動きを止める注射・鎮静剤の投与

検査をするにあたって、まず腸の動きを止める注射を行います。
その際に鎮静剤も投与していきます。

STEP2. 腸の動きを止める注射・鎮静剤の投与

STEP3.大腸内視鏡を挿入(検査の開始)

左側を下にしてベッドで横になります。
そして肛門から内視鏡を挿入していきます。

STEP3. 大腸内視鏡を挿入(検査の開始)

STEP4.腸内を観察

医師が内視鏡を操作しながら、大腸内部を隅々まで観察していきます。
また医師が必要と判断すれば、病変が疑われる組織を一部採取しての顕微鏡検査(生検)、ポリープの切除を行うこともあります。

STEP4. 腸内を観察

STEP5.検査終了

大腸内の様子を一通り観察したら検査は終了。
時間については個人差ありますが、観察のみであれば個人差はありますが15分程度です。

STEP5. 検査終了

検査後の注意点

検査が終了してもいくつかの注意点があります。
検査前に医師から事前に説明もいたしますが、以下の点につきましては、あらかじめ知っておいてください。

  • 飲食につきましては、何も問題がなければ1時間後から可能です。
  • 検査当日のお風呂はシャワー程度にし、車の運転やハードな運動は控えてください。
  • 検査終了後、何らかの症状がみられるのであれば、速やかに医師へご相談ください。