健診 要再検査・要注意な方へ

健診要再検査・要注意な方へのイメージ画像

健診の結果を受け取り、不安を感じていらっしゃる方も多いと思います。
「忙しいから」「自覚症状がないから」とつい後回しにしがちな二次検査ですが、健康診断の目的は「病気の早期発見」だけではありません。

特定健診や内視鏡検査(胃・大腸)などの結果に基づき、現在の体のリスクを知ることや大きな病気を未然に防ぐことが大事です。
判定が「異常なし」でなかったとしても、それは決して「手遅れ」ではなく、むしろ「今なら間に合う」チャンスと捉えましょう。

中原小杉元住吉ほしおか内科・消化器・内視鏡クリニックでは、皆様のお身体のご不安や心配ごとを軽減していただき、健康状態の維持・向上のお手伝いをしてまいります。

再検査と精密検査の違い

結果表に書かれている区分の意味について、一般的な健康診断では主に以下の3つに分けられます。

要経過観察

直ちに治療が必要な状態ではありませんが、生活習慣の改善(食事・運動)を行いながら、数ヵ月〜1年後に再度数値を確認する必要がある状態です。

要再検査

健診時の数値が一時的な変動(体調や食事の影響)によるものか、あるいは異常が本物かを確認するために「もう一度同じ検査」を行う必要がある状態です。

要精密検査

異常が認められた箇所に対して、さらに詳しく調べるために「より専門的な検査(内視鏡、CT、MRIなど)」を行い、治療の必要性を判断する必要がある状態です。

二次検査について

「再検査」や「精密検査」を総称して二次検査と呼びます。

再検査を受ける時期

基本的には、結果を受け取ったら「できるだけ早く(1ヵ月以内が目安)」受診することをお勧めします。
特に、ピロリ菌の陽性反応や胃・大腸の内視鏡検査でポリープが疑われた場合は、時間経過とともに病状が進行するリスクがあるため、放置せずに早めの予約を検討してください。

健康診断で指摘されやすい異常値の項目

自覚症状がなくても以下は、将来的な大きな病気(脳卒中、心筋梗塞、がん)につながりやすい項目です。

脂質代謝 LDL(悪玉)コレステロール、中性脂肪の数値は動脈硬化の原因となります。
血糖 空腹時血糖、HbA1cの数値は糖尿病のリスクを測ります。
血圧 高血圧は血管に常に負担をかけ続けます。
肝機能 AST、ALT、γ-GTPの数値は飲酒だけでなく、脂肪肝のサインでもあります。
消化器 便潜血陽性、胃のバリウム検査での影の指摘は大腸がんや胃がんの早期発見に直結します。

再検査を受けない方のリスク

「症状がないから大丈夫」という自己判断には、以下の3つのリスクが考えられます。

病気の重症化

がんや生活習慣病は、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。
気づいた時には手術や長期入院が必要になるケースがあります。そのため、定期的な健康診断は、もちろんのこと、かかりつけ医に相談できる環境を整え、健康維持増進をしましょう。

治療の選択肢が減る

早期発見であれば内視鏡治療や通院で済むものが、放置することで外科手術が必要になるなど、体への負担が増大します。
再検査を受けることで、患者様ご自身が治療の選択範囲を広げることができます。

経済的・時間的損失

早期の二次検査費用に比べ、重症化してからの入院・治療費は数十倍になることも珍しくありません。できるだけ早く再検査・精密検査を行うことで、治療範囲を狭めることが出来る可能性があります。

再検査のメリット

再検査のメリットとしては、以下が考えられます。

「異常なし」の安心

一時的な数値の乱れであれば、それを確認することで精神的な不安を解消することができます。

費用負担を抑えて治療の選択が可能

健康診断そのものは自費ですが、要検査となった場合は必要性があるため保険適用となります。例えば大腸カメラを受けられる医療機関で健康診断を受けておくと、スムーズな対応が可能です。
大腸ポリープであれば、精密検査(大腸カメラ)の際にその場で切除し、将来のがん化を未然に防ぐことができます。ピロリ菌の除去も同様です。

病気を未然に防止

自覚症状がなく病気の一歩手前という場合も、生活習慣の改善などで正常値に戻ることが期待できます。
専門医の診断を受けることでより詳しく、自分にとって最適な食事や運動のアドバイスを得られ、効率的な健康管理を行うことで病気の予防や健康維持につながります。